大洋システムテクノロジー HYBRIDE(ハイブライド)のblog

㈱大洋システムテクノロジーのコンサルティング部隊HYBRIDE(ハイブライド)によるブログです。 各種ソリューション(データ分析、BPR、PMO、システム関連など)や社員紹介、各種イベントなどの内容をご紹介します。

2015年12月

HYBRIDEコラム:業務を効率化する手法 ~その②「業務プロセス視点でのアプローチ」~

今回、お伝えする業務効率化の手法は、業務プロセス視点でのアプローチになります。

自動化

まず、業務プロセスを書いてみた際に、下記のような事が分かったとします。

自動化1

この例の場合は、単純で、改善後としては、自動化する事が業務効率化の視点になります。

自動化2

重複削除

このような業務プロセス視点でのアプローチをとった際の業務効率化の視点をお伝えします。

次は、重複削除です。

重複削除

多段階承認の廃止

さらに、多段階承認の廃止といった業務効率化の視点もあります。

多段階承認の廃止

並列化、移行化、集約化、チェック強化

上記以外にも下記のようなものがあります。

  • 並列化:業務のリードタイムを短縮化する為に、複数の業務の実施タイミングを並列化(同期化)する
  • 移行化:各業務について、スキルに応じて最適な職位別/職種別に役割分担を設定する為に、各業務/担当を見直し、移行する
  • 集約化:全体的な業務負荷の軽減や各業務の専門性向上を図る為に、各業務、各組織/機能を集中化する
  • チェック強化:品質/サービス向上させる為に、各業務のチェック、確認、進捗管理を強化する(財務報告の信頼性を確保する為に、内部統制対応を実施するケースも含む)

今回ご紹介したのはほんの一例ですが、
これらのような業務プロセス視点でのアプローチをうまく取り入れることにより、皆様の業務の効率化を実現していただければと思っております。

今回の業務を効率化する手法のご紹介は以上です。

次回は、「活動毎の切り口分析」についてご紹介させていただきます。
引き続きよろしくお願いします。


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HYBRIDEの仕組み紹介:組織運営業務

■組織運営業務

資料1
HYBRIDEでは、コンサルタントの成長を加速させるために、組織運営業務への参画を積極的に推し進めております。
個々のプロジェクトを遂行するのは、もちろんの事、手を挙げた方には、組織運営のリーダーなどにもチャレンジして頂いております。
組織運営業務とは、主たるものとして、下記のものがあります。
  • Education(教育)
  • Maketing(マーケティング)
  • Recruting(採用)
  • Events(イベント)

■なぜ組織業務がコンサルタントのバリューを向上させるのか?

資料2
今回は、【組織運営業務がなぜコンサルタントのバリューを向上させるのか?】 について、述べたいと思います。

まずは、コンサルタントがプロジェクトの中で成長するという考え方は、異論の余地はありませんし、HYBRIDEでも最も重視しております。
ただ、ここでクライアント目線に切り替えたならば、別の見方ができるかと思います。

例えば、クライアントの営業部隊にCRMシステムを導入するといったプロジェクトがあったとします。
そのプロジェクトのクライアント側のオーナーは、営業本部長のAさんです。
当然、営業本部長のAさんは、プロジェクトの成功を目指していますし、その協力もしてくれると思います。
ただ、営業本部長のAさんは、日々の業務として、そのプロジェクトだけを遂行してる訳ではありません。
重要顧客の営業プレゼンに同行したり、営業マンの提案力向上のためにロールプレイングに付き合ったり、採用活動などに日々、奮闘されております。
こうなってくると、営業本部長のAさんは、実はCRMシステム導入だけでなく、いかに営業力を向上させるか?いかに営業人員を増員させるか?といった実業の部分に悩みを抱えてらっしゃる事が多いのです。
このような悩みは、プロジェクト推進しているだけのコンサルタントでは、なかなか共感できないものです。

しかし、HYBRIDEで組織運営業務を推進しているコンサルタントは自らの経験を生かし、高いレベルで営業本部長の方の悩みに共感でき、より高い信頼関係を構築する事が可能です。

■プロジェクト推進だけのコンサルタントが、陥る罠とは?

資料3
次に、プロジェクト推進だけのコンサルタントが、陥る罠について、お話ししたいと思います。

プロジェクト推進の経験の豊富なコンサルタントは、当然、プロジェクトマネジメントが得意です。
そのプロジェクトマネジメントが得意なはずのコンサルタントが営業強化改革の推進や組織増強改革の推進を実行しようとした時に、うまくいかない事が多々あります。
クライアントの実情を把握しきれていないといった点や最終的な意思決定権を持っていないというような理由も考えられますが、そのあたりの条件をクリアしたとしても、決定的に、不足しているものがあるのです。

それは、“タイムマネジメント力”です。

コンサルティングプロジェクトやシステム導入プロジェクトと営業強化や組織増強などの実務的な改革では、タイムマネジメントの考え方が決定的に異なるのです。
コンサルティングプロジェクトやシステム導入プロジェクトでは、納期に対して、リソースを投入するれば、解決できるものが多いですが、例えば、期末までに営業受注を●件受注するといった目標や期末までに●●についての営業スキルを保有しているメンバーを●名にするといった目標は、リソースだけでどうこうなる話ではありません。

つまり、目標期日までに完了させるという事の考え方が、決定的に異なるのです。

HYBRIDEとしては、所属しているコンサルタントにより市場価値の高いコンサルタントになってもらいたいので、組織運営業務も教育の一環として積極的に進めており、かつ、上記のような事も理解した上で、PMO業務に関わる事を推奨しています。

次回以降は、各組織運営業務について、ご紹介していきます。


HYBRIDE(ハイブライド)に興味を持たれた方は、弊社ホームページの採用情報をチェック!

https://www.taiyo-st.co.jp/recruit/

HYBRIDE内にてデータ分析研修を開催!

■データ分析とは

資料1
一般的に、データ定義とは、下記のような定義ですが、
  1. 何らかの目的を持って表現された文字や符号、数値などを収集し、分類、整理、成型、取捨選択したうえで解釈して、価値のある意味を見出すこと
  2. 何らかの目的を持って収集されたデータを、分類・整理などする事で、過去の事実を明らかにすること、また、過去の事実から将来を予測すること
HYBRIDEでは、「良いデータ分析とは、企業における品質、コスト、スピードの改善を目的とする中で、売上や利益改善に貢献すること」と定義しております。このことを深く認識している事が、我々のデータ分析の強みだと考えております。

■主な分析方法に適したグラフ表現

資料2
データ分析のスキルを標準化するためにも、分析手法毎に最適なグラフ表現はどういったものがあるのかを学んでおります。
基礎的なものだけでも、下記のようなものがあります。
  1. 比較分析
  2. 推移分析
  3. 内訳分析
  4. 関係分析

■総合演習

資料3
演習を題材に、作成したグラフ表現が、経営者向けに、真の意味で、最善なのかをチーム毎に討議します。
もっとこういったグラフでないと経営者のスピーディな意思決定を支援できない!
もっとこうした方が良いのではないか?
などといった意見が飛び交います。

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