今回は3月下旬に社内で開催しましたSPSS研修について、ご紹介します!
■SPSSとは…
SPSSはその「データ分析」の中で使用するツールで、エクセルやアクセスなどでは処理が難しい、中規模~大規模のデータを分析する為の、いわゆる「ビッグデータ」に対応できるツールです。
今回は、日々SPSSを使いデータ分析しているチームを束ねる、データ分析のスペシャリストTさんが、SPSSをこれまで触ったことがない人を対象に、社内向けの研修を開催しました。
■SPSSでできること
こうしたデータは、たとえば製品名などがデータに入力されていることはなく、コンプライアンスやデータ容量圧縮の観点から、全てコード化されていることがほとんどです。
SPSSでは、こうしたコード化されたデータとマスタをマッチングしたり、変数と変数を計算して(たとえば単価と販売数をかけて売上を出すなど)新しい変数を作ったり、必要なデータだけ抽出したりなどの処理や加工が可能です。
また、シンタックスと呼ばれるプログラム機能があり、これを作成して使用すると、自動的に処理を行うことが出来ます。この機能を活用すれば、一度行った処理を、誰もが対応でき、誰もが同じ結果を確実に集計することが可能です。
■使いこなすためのテクニック
今回解説していただいた処理方法は、主に以下の項目です。
- データの取り込み~処理開始まで
- 変数の計算(単純な四則演算~条件を付けた計算など)
- マスタのマッチング処理
- データの再構成(データの縦と横を入れ替えたりして、新たなデータを作成する)
- シンタックス処理
- データの集計~アウトプットの作成~エクセルやCSVなどへの出力
■研修を終えて
今はSPSSを使用する機会がないメンバーも積極的に本研修に参加し、知識を吸収することができました。
こうした積極性と、様々なナレッジや経験を持つメンバーが多くいることで、HYBRIDEの柱が成り立っているんだなと実感しました。
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