こんにちは、HYBRIDE採用チームです。
先日、社内で金融業界についての研修を開催しました。講師は、長く金融業界の仕事をされているスペシャリストで、現在もHYBRIDEで金融業界の案件を中心に活躍されているAさん。
今回はその研修の概要を、講師を務めたAさんからご紹介いたします。

①金融とは?どんな金融機関がある?

資料1
HYBRIDEは、クライアントに対して価値のあるコンサルティングを提供するために「データ分析」「業務改善」「プロジェクト推進」という3つの強みを柱にビジネスを展開しています。このうちの「業務改善」をするためには、当然、顧客の業界に精通していなければなりません。今回は様々な業界の中でも「金融業界」にスポットを当て、金融業界になじみのないメンバー向けに研修を実施しました。

金融とは、「お金を融通すること」です。一口に金融といっても金融業務を遂行している機関は分類していくと図のように様々です。
まず、金融業務を遂行している機関の中でも図の★印で示した普通銀行、信託銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社、ノンバンク(クレジットカード)の概要を解説しました。

②金融業界で起こった出来事

金融業界ではテレビのニュースで取り上げられるような大きな事件が起こり続けています。今回の研修では、バブル経済崩壊後の失われた10年、リーマンショック、マイナス金利について解説しました。図はリーマンショックに関するスライドです。

アメリカではITバブル崩壊後、景気後退を懸念して政府が金利を引き下げました。それに伴い住宅価格が高騰し、住宅を購入するための原資としてサブプライムローンが世界中の投資家へ売られました。しかし、アメリカ政府が住宅バブルを懸念して金利を引き下げた途端に、住宅価格が暴落し、サブプライムローンを含んだ金融商品が次々と不良債権となりました。そして、このサブプライムローン商品を多く扱っていたリーマンブラザーズが経営破綻しました。

150年以上も続いた歴史ある金融機関の破綻は、世界を巻き込む金融危機の始まりでした。

③そして、FinTech!

最後に、今話題の金融ワード「FinTech」について解説しました。
FinTechとは、Finance(金融)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語で、情報技術(IT)を駆使して新しい金融サービスを生み出したり、既存の金融サービスを見直したりする動き、あるいはその事業をする企業のことです。身近なもので、スマートフォンを用いて現金を使わずに決済をしたり、アプリで家計簿を使うサービスがあります。また、近年、今までは人手で2週間かかっていた銀行の融資審査を、人工知能を用いて僅か数分で完了するサービスが注目を集めています。

FinTechの解説後、参加者全員で、弊社がFinTech事業に参入するにはどうすればいいか議論しました。当日は他事業部からも参加された方がおり、色んな意見が聞けて講師自身が逆に刺激を受けることのできる研修となりました。

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